革のメンテナンスについて
リレオストアが提案する革小物は革本来の特性を活かし、できるだけ加工をせず商品づくりをしております。
そのため革の裏面や切り口も一般的な革小物よりも多く露出しています。
使用していく中で経年変化やダメージにより裏面や切り口に毛羽立ちが発生する場合があります。
そこで、ご家庭でできる簡単なメンテナンス方法をご紹介いたします。
正しいやり方とはいえませんが、気になる方はお試しいただけたら幸いです。
「自分では面倒」「自信がない」という方はお問合せください。
リレオストアの商品は責任をもってメンテナンスを行います。
モノの状態によってはパーツの交換や別途料金が発生する可能性がございます。(配送料など)
あらかじめご了承ください。
作業にご用意いただくものはこちら。
ハサミ・でんぷんのり・布切れ・刷毛
裏面や切り口の繊維の毛羽立ちがあります。
革を傷つけないように気になる毛羽立ちをハサミで切り落としていきます。
角が少し丸くなる程度まで毛羽立ちを切りました。
反対側とくらべるとコレだけでスッキリ見えます。
次に登場するのが"でんぷんのりと刷毛"です。
でんぷんのりはコドモの頃よく使った文具店にあるモノです。
刷毛が身近に無ければ"綿棒"でも大丈夫です。
のりを少量ずつ刷毛に取ります。
先ほど毛羽立ちを落とした切り口に塗っていきます。
革の表面に付かないように注意しながら浸透させるイメージでしっかりと塗り込みます。
のりが乾く前に塗った面を布で磨きます。
机の淵や雑誌などで高さを上げておさえると切り口も磨きやすいです。
この時も"のり"がはみ出て表面につかないよう注意が必要です。
写真では分かりにくいですが、反対側と比べ濡れ色に変化し艶がでます。
しっかりと乾かし毛羽立ちを押さえ繊維がギュッとまとまったら完成です。
裏面全体の摩擦が減り使いやすくなります。
こちらでメンテナンスする場合も、専用塗料を使用しておりますが、基本の作業はご紹介と同様のことを行っております。
「レザークラフト コバ磨き」などと検索すると専用の道具や方法が色々出てきますが、日用品で簡単に対処できるコトも重要だと考えています。
リレオストアの商品はシンプルな構造で作られているため、部位ごとの交換なども簡単に行うこともできますが、ご自身でメンテナンスすることにより愛着をもってご利用いただけたら嬉しく思います。