今更ながらリレオストアの理念やコンセプトについて説明をしてみる続きです。
ブランドについて話していても、どうも伝えたい事とニュアンスが違う気がしてしっくりこないので勝手に解説していきます。
フワッと”こんな事を考えているんだな。”程度に思っていただけたら嬉しいです。
”ブランド名は何語?”
”デンマーク語です”
”なぜデンマーク?”
みたいなやり取りもこなれたものです。
ということで、どんな考えから”デンマーク”に行き着いたのか
私、”Lille”の考えをまとめてみます。
コンセプトに記したのは
”北欧の生活空間からインスパイアされた場を彩るデザイン”
要するに憧れているだけです。
会社員時代は楽しみながら集中して取り組むこともできたので性に合った仕事だったのかもしれない。
ただ
分業化された作業を黙々とこなし、誰かの為になっている実感もなければ具体的な笑顔や楽しい空間を提供できる想像ができなかった気がします。
”生活を良くするために働く”
そう思って務めていたけれど
”仕事をするために生きている”
そんな錯覚をするほどに自分のやっているコトなんて幾らでも代わりがきく。
何気ない日々について自問自答してみると、もっとやりたい事や見たいモノが沢山あると思い立ったわけです。
考えていたのは別の世界を見てみるコト。
習慣やシステム、いろいろな思想を感じてみたかった。
その頃”世界一幸せな国”とよく目にしていたのがデンマーク。
”幸せってなんですか?”という状態の自分にとっては未知の世界。
国民の満足度が高いというのだから興味もわきます。
どんな物に囲まれ、どんな環境でどんな考えなのか。
見て。聴いて。触って。感じた事。
こんな暮らしならもっと穏やかに過ごせるかも。
こんなシステムならもっと”学ぶ”ことに興味をもてるかも。
こんな考えならもっと楽しい生活を築けるかも。
想像していた以上に
”なんだか心地良い”
そう感じたのがデンマークでした。
漠然とした表現ですが
”なんだか心地い”
これが意外とポイントかもしれません。
このあたりを深堀するとキリがなく、そもそもそんなに知識は持ち合わせていないので割愛させていただきますが
”憧れとなった世界感を自分なりに表現し、体感していただけるような活動がしたい。”
そんな自分の存在意義や劣等感みたいな感情から興味を持った勝手な憧れがコンセプトなのです。
モノを通して
”あぁそういう感じなのね”
と共感していただけたら嬉しいです。
今でも劣等感はあるし、誰かを幸せにできるなんてたいそうな事はいえませんが、ユーザーや関係者の方の笑っている姿を少しでもみられる活動ができることに感謝をするばかりです。
コツコツと行っているモノづくり。
自分の憧れを表現する方法がなぜモノづくりなのか?
というデザインについては次の機会に致します。
興味があるかはわかりませんが勝手に続けて参ります。