いつの間にか、追いかけているはずの目標に追われている日々になりがちで、思い描いていた夢や理想の生活を見失いかけてしまう。
時々でいいから過去に感じたコト、思ったコト。今ならできる楽しい事もたくさんある気がするので少しだけ振り返ってみます。
ブランドの話をしていると質問されるデンマークの印象
どんな時間の使い方が好きかと問われれば、
「まったりとお茶を片手に他愛のない話で笑い合うコト」
部屋はうっすら暗がりで
暖炉を囲んでベンチソファを並べて
紅茶とか片手に。
夢とか失敗とか
くだらない冗談も言い合うし
ちょっとムッとしたり思わずハグなんかしたり。
ぎこちない言葉で互いの気持ちを理解し
褒め合い、笑う。そんな感じ。
生産性があるのかと言われたらたぶんないです。
今思えば、言葉に不自由しながら、なんとか互いを理解し合おうと努力していたからこそ、自分らしく素直でいられたのかもしれません。
お互いネイティブでもない英語でのやりとり、複雑な表現なんて勿論できない環境で思いを伝える。聴きなれない表現をなんとか理解し受け入れる。そんなやりとりだからこそ、真っすぐな想いや行動で示すしかなかったからこそ素直でいられた。
それが心地良かった。
色々な考え方の人がいるし、長所も短所もあって上手くいかないこともあるけれど。みんな同じ様に大切な何かの為に悩んだり張り切ったり、努力して生きている。それぞれに何らかの役割みたいなのがあって、世界はまわっている。
慌てることなんてない。
大切に思えることと丁寧に生きれば、きっと穏やかで楽しい未来を築ける。
ゆっくりとした時間を経験したら、セカセカのバリバリに仕事する生活にはもう戻れない。だからこんな感じのスタイル。
Lille og Stor の活動で少しでもそんな感覚が伝わったら嬉しいです。 これからも少しずつカタチにしていけるよう精進します。